男女脳の特徴(1)男は結果が全て、女は過程が大事

こんにちは、池田大輔です。

以前、私のブログ「男性脳と女性脳」で述べましたが、男性と女性では脳の使い方が異なります。

それは、まるで対極をなすものであります。

今回は結果と過程について述べたいと思います。

まず、男性は結果が全てであると考えます。

その結果が出るまでのプロセスには目もくれません。

結果が良ければプロセスも◯であり、結果が悪ければプロセスも×です。

究極のことを言うと、結果が良ければプロセスは◯でも△でも×でも何でもいいのです。

対して、女性は結果よりも過程が大事だと考えます。

結果は結果的に生じるものであって、その結果に一喜一憂しません。

それよりも、過程を大切に生きます。

仕事でも家庭でも過程を楽しむことが大切なのです。

結果という未来を見据えて生きるよりも、今を楽しく生きることに重きを置きます。

これらの男女の特徴は、それぞれ、半分は大切ですが半分は注意が必要です。

確かに結果は大切です。

例えば、人類は飢えや冬の寒さを凌ぐのに、長らく狩りをしたり、科学技術を進歩させ衣食住を完備して、文明を発展させてきました。

結果にコミットしてきたからです。

もし、女性のように、その場だけを楽しく生きていればいいと考えていたら、今日の高度文明は存在していません。

高い医療技術や高速な通信手段も、何もかも存在しないのです。

過程に重きを置いていたら、結果は出なくても致し方ありません。

だからといって、結果が全てではないのも事実です。

なぜなら、簡単に結果が出るとは限らないからです。

そして、過程を楽しむことができなければ、失敗するたびに挫折し、いい結果も生まれなくなります。

ライト兄弟は飛行機を完成させるのに、何度も失敗しました。

しかし、失敗にめげずに、「この方法では、飛行機が上手く飛ばないことがわかったのだ」と、過程を楽しみながら発明に没頭しました。

この男女の特徴の違いから何が言えるかというと、どちらも非常に尊いということです。

どちらが欠けても、今日の人類の進化はなし得なかったと言えるでしょう。

何事も、過ぎたるは猶及ばざるが如しなのです。