お金とはエネルギーである

「お金は不便な面もある」というブログの最後に、お金はエネルギーであると述べました。

お金は、元を辿れば、物々交換の不便性を補うために開発されたものです。

ということは、本来はお金ではなく、あくまでも商品そのものに価値があることになります。

その商品は、エネルギーによって作られています。

具体的には、自然エネルギーと人的エネルギーです。

言わば、エネルギーの塊なのです。

例えば、おにぎりを考えてみましょう。

おにぎりが出来上がるためには、お米が必要です。

お米が出来上がるまでには、たくさんの太陽の光と水、農家の職人の手間暇がかかっています。

そして、お米を炊くのにも電気や熱エネルギーがかかるし、再び水が必要になります。

炊いたご飯をお結びにするのに、今は機械でもできますが、昔は人間がにぎることによって、おにぎりになるのです。

つまり、たくさんの自然エネルギーによってお米ができ、人のエネルギーによって「おにぎり」として完成するのです。

このことから、お金の原点は商品であり、その商品はエネルギーによってできていることがおわかりいただけると思います。