私の経済論-お金は不便な面もある
こんにちは、池田大輔です。
お金は非常に便利でいいものです。
おそらく、嫌いな方はほぼいないでしょう。
私もお金は大好きです。
ただし、気をつけなければならない点もあります。
それは、お金は不便な面もあるということです。
どういうことかというと、お金の特徴を理解しておかないと人生を破綻させてしまう面もあるのです。
例えば、前回の記事で話したお金のメリットを活かしたサービスです。
具体的には、貯金や借金です。
お金の誕生により腐る心配がなくなった人類は、いつの時代からか貯金をするようになりました。
不測の事態に備えてです。
さらに、人間はお金にお金を稼いでもらうことを思いつきました。
わかりやすい例が貸付です。
貸付は、お金を貸した側は寝てるだけで財産が増えます。
ここで今一度考えてみると、そもそも、お金とは一体なんでしょうか。
あるいはなんだったのでしょうか。
原点に立ち返ると、物々交換です。
つまり、あらゆる商品やサービスということです。
商品そのものに価値があるのです。
考えてみれば、お金自体には本来、価値はないのです。
例えば、国が変われば、いくら日本の一万円札を持っていようとも、何も買うことができません。
国は変わらなくても、自然災害により物資が無くなれば、いくらお金を持っていようとも、そもそも物が店頭に届いていないので購入することができません。 極端な例になりますが、もしサハラ砂漠に行ったら、いくらお金があってもお水の方が欲しくなるはずです。 そうなると、紙幣はただの紙切れも同然の状態です。 せいぜい、メモ用紙かトイレットペーパーの代わりにしかなりません。 つまり、お金の本質をきちんと理解して使わないと、逆にお金に使われてしまうことになるのです。 お金は、商品を数値化したもので、実体は商品そのものに価値があるのです。 それは人間が作ったエネルギーの塊とも言えるのです。