私の仕事論-自分の担当する仕事を明確化する

こんにちは、池田大輔です。

これまで私が会社員として働いてきて気づいた点を述べてさせていただきます。

それは、「仕事は自分の仕事と他人の仕事をしっかりと線引きした方がいい」ということです。

もちろん、労務環境や業種・業界によっては線引きすることが難しい会社や仕事もあるでしょう。

ただ、できる限り線引きをして、自分と周囲の仕事を明確化させておいた方がいいのです。

その理由は、2つあります。

1つは、生産性が上がることです。

線引きをしないと自分の仕事ではなく皆の仕事になります。

そうなると、生産性が下がるばかりかミスをしても誰がミスをしたかがわからなくなり、再発防止が困難になります。

2つ目は、感謝や責任を持って仕事をすることができます。

境界線を引いておかないと、皆の仕事になり、それが仕事の押し付け合いになり、愚痴や不平不満にエスカレートしていきます。

最悪の場合は、口や暴力によるケンカに発展してしまう恐れがあります。

ご存知の通り、これは共産主義国家の崩壊により、歴史が示唆しています。

自分の仕事と周囲の仕事を明確に線引きしておけば、自分の仕事になりますから、突発的にフォローが必要になったときも、手伝ってくれた人に感謝の気持ちを持つことができます。

また、仕事でミスをしたら、ミスをしたのは他でもない自分しかいない訳ですから、しっかりと責任を持って仕事に邁進するでしょう。

経営者が、自分の仕事を早く終わらせれば早く帰れる勤務形態にすれば、従業員はより一層、ミスなく効率的に仕事をするようになり、さらに生産性が向上していくでしょう。

線引きをしないで、共に生産する共産主義国家が衰退していったことからも明白です。

よって、私は自分が受け持つ範囲を明確にして仕事をしたいと思う人間です。